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STONE COLUMN

2020. 7. 22

関ヶ原ストーンギルド株式会社のご紹介

 

今回はセキストーングループのひとつ、関ヶ原ストーンギルド(株)についてご紹介したいと思います。

 

関ヶ原ストーンギルドは、セキストーングループの中で一番歴史が浅く、2015年に設立された会社です。

主な事業内容は「建築石材施工業」です。
建築石材施工とは、あらかじめ作成された設計図に従って、建物の壁や床などに、石材を取り付けていくことです。

原石の仕入から設計・加工など、建築石材業を一貫して行っているセキストーングループとしては、この施工が最後の工程になります。業界トップクラスの石張り技術「セキガハラ品質」を守り、安心・安全な施工を心掛けています。

 

 

 

 

 

 

関ヶ原ストーンギルドを立ち上げた最大の目的は、「石材施工職人を育成すること」です。

近年、石材施工職人の高齢化・人手不足が問題となっています。

セキストーングループは建築石材のリーディングカンパニーとして、若い世代から1人でも多く、熟練の石材施工職人の技を引き継ぐ後継者を生み出すことが、建築石材業界を守り、発展させていくことにつながると考え、業界に先駆けて動き出しました。
関ヶ原ストーンギルド(株)は、石材施工職人の育成・施工技術の継承に重点をおいた、石工事会社ということですね。

 

 

 

 

 

 

入社した社員は新人育成カリキュラムに沿って現場にて技術を習得し、国家資格である一級石材施工技能士を目指します。
資格取得条件となる7年間の実務経験の中で、次の内容に取り組みます。

 

 

・安全衛生教育による安全作業
・基本図面(取付図面)の理解
・資材と金物の準備や施工順序の確認など、施工前の段取り作業
・手元作業における取付の基本を習得
・施工に必要な各種資格の取得
・取付工法を理解し、基本的な壁・床を施工
・現場経験蓄積による全体的な施工技術の習得

 

 

何人かの職長とペアを組み、OJTで指導を行い一人前の職人になるまで、根気強く育成していくことを基本姿勢としています。
定期的な個人面談で成長度合いを確認した上で、次のステップへ進むことで確実な技術の習得を目指しています。

 

 

最後に、「石材施工職人」と言う職業をみなさまに知っていただくため、職人の一日に密着した動画を作成しました。
実際にどのようなことをしているのか、文章で見るよりわかりやすくなっています。ぜひご覧ください。