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STONE COLUMN

2020. 5. 20

石の仕上げ(本磨・水磨・JP仕上)のご紹介

古くから建材として使用されている天然石材には多くの仕上があります。
石種と同じくらい表面仕上も重要な要素になります。
ということで、今回は代表的な3種類(本磨・水磨・JP仕上)をご紹介したいと思います。

目次

1.本磨仕上
2.水磨仕上
3.ジェットバーナー(JP)仕上
4.まとめ

まずは本磨仕上・水磨仕上が完成するまでの手順を簡単にご紹介します。

本磨・水磨は下記の自動研磨機を使用します。

挽板は粗い砥石から細かい砥石の順に移動して磨かれます。

粗めの砥石を用いて研磨する仕上を荒摺と言い、荒摺をさらに細かい砥石で研磨すると
水磨きになります。
水磨きをさらに細かい砥石で磨くと、本磨仕上の出来上がりです。

1.本磨仕上のご紹介

石は本来凸凹がありますが、石の表面をダイヤモンド砥石で自動的に研磨する事で、
石の表面はツルツルになり光沢が出て、鏡のように非常に美しい状態になります。
そのため、柄や色が綺麗にはっきり見えとても高級感がある仕上げになります。
表面の凸凹もなくなる為、汚れが入りづらいという良い点があります。
その反面、水に濡れると、滑りやすくなるので床仕上材の表面処理にはオススメできません。

2.水磨仕上のご紹介

本磨と同じくダイヤモンド砥石で石の表面を研磨していく表面処理で、本磨に比べて少し荒く
磨いていくやり方を水磨きと呼びます。
石の模様や柄も本磨仕上と比べると色調が柔らかく、光沢もありませんので艶消し仕上げという
イメージになり落ち着いた雰囲気・色味になります。

3.ジェットバーナー(JP)仕上

簡単に言えば、砥石を使用しない粗い表面仕上(粗面仕上)の事です。
石の表面をジェットバーナーから出る炎で焼いていき、石に含まれる鉱物を
はじけさせて石の表面に凹凸をつくっていきます。
その後、硬質ナイロンブラシで擦り(=ポリッシュ)します。
表面に凹凸をつける事で滑りにくくなりますので、床材にも多く使われます。
サビ系の石種の場合は、色調がピンクに変化します。

この2つの加工によってJP仕上となる

4.まとめ

石材の表面処理は、まだまだたくさんの種類の仕上がありますが、
こうして表面をどのように加工するかによって見え方や質感も全然違いますので
石そのものの表情を楽しんでみて下さい。

他の仕上もございますのでこちらからご覧ください。

またコラムでは詳しい石の仕上の紹介を順番にご紹介していきます。