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STONE COLUMN

2020. 11. 30

砂岩とは?砂岩の特徴や種類をご紹介

Photo by John Doyle on Unsplash

砂岩(Sandstone)は堆積岩に分類される天然石で、主に堆積した砂の成分が長い年月をかけて固まり岩石になったものです。

堆積岩にはその他に石灰岩(Limestone)や凝灰岩(tuff)などがあり、主に堆積している成分で種別が分かれています。石灰岩については別のコラムに詳しく記載しているので、こちらをご覧ください。凝灰岩についても後々UPしていこうと思っています。

 

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(写真)砂岩の岩壁を削り出して作らてた神殿

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(写真)砂岩の地層が自然に削り取られた崖路

砂岩の特徴

構成鉱物としては長石と石英が主で、それ以外に岩石の破片などが加わっています。おおざっぱに言ってしまうと砂が固まったものですので、硬度や密度が低くなっています。一般に建築材料としてしようされる大理石、花崗岩(御影石)などよりも柔らかいことが最大の特徴です。また、砂が堆積した地層を切り出すので、堆積層が表情に現れることが多く、濃淡のコントラストで筋模様が見えることも特徴の一つです。

砂岩は仕上げとしては割り肌(岩盤からはがしたままの肌)か水磨き(表面はフラットでマットな仕上げ)を使用することが多いです。砂岩は艶がのらない石種の為、ピカピカに表面を磨き上げることができず、マットな風合いでご使用いただくことをお勧めしています。

 

石の各表面仕上げについてはこちらをご確認ください。

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砂岩の種類と色

砂岩の種類は他の大理石や御影石ほど多くはなく、産地もある程度限定されています。

もちろん建材として使用していない砂岩はいたるところに存在しています。ここでは弊社の取り扱ういくつかの砂岩の種類と色をご紹介します。

ピエトラドラータはイタリアで採掘される砂岩です。歴史は古く地元イタリアでもよく使用されている石種です。黄色からベージュにかけての色合いのグラデーションです。一番有名な施工場所はミラノにあるマルペンサ空港の内装に使用されており、独特な縞模様が印象的です。この石種は現在採掘されておらず、弊社も国内にある在庫のみでのご提供となっています。

(写真)マルペンサ空港の壁 模様は繋げずランダムに貼り込んでいます。

イエローストライプはインドで採掘される砂岩です。色合いはピエトラドラータに近く、比較的均一な筋模様の石種です。

ホワイトサンドストーンもインドで採掘される砂岩です。表面仕上を自然の割れ肌を使用することが多く、砂岩でありながら外壁にも採用されることがある石種です。砂岩は色味の濃いものが多い中で、薄い色合いは珍しく日本の建築シーンにおいても使い勝手の良い色合いとなっています。

レッドサンドストーンもインドから採掘されます。インドは世界的にみても砂岩の一大採掘地といえると思います。表情と風合いは上記のホワイトサンドストーンと似ています。色味はこげ茶色にちかい赤で大理石や御影石にはあまり無い色合いとなっています。

砂岩の使用される建築と用途、強度や硬度について

石材の物性データ比較表

砂岩は他の建築石材と比較しても吸水率が高くなっています。そのため、水回りで使用することはあまりお勧めしていません。水を吸収しやすいので、常時水を吸収する場所にあるとシミになったり、カビが生えてしまうこともあります。

海外ではそのエイジングも含めて天然石の使用をしていますが、日本では長く美観を保つことが優先される場合が多いですね。

また、床面に使用する場合は摩耗していくので、人の歩く場所が経年で削れていくこともあります。基本的には壁面に使用をすることを推奨いたします。壁に使用する場合も、足元部分など水がかかる可能性がある部位などには撥水材などのコーティングを施していただくことをお勧めしております。

砂岩を購入するにはどうしたいいの?

 

砂岩を実際に購入したい場合は、WEBショップなどの通販サイトでも販売しており購入が可能です。

大理石 御影石 天然石販売のSt Garden

レッドサンドストーン(天然砂岩タイル)

400×400×20内外 割肌(400×600の製品もあります)

1,024/1枚(税込み・送料別途)

ホワイトサンドストーン(天然砂岩タイル)

400×400×20内外 割肌(400×600の製品もあります)

1,024/1枚(税込み・送料別途)

砂岩ベンチ(天板・脚組み合わせ式 天然砂岩)

組立時の大きさ:H450×W1,500×D300(座面)

48,900/1個(税込み・店頭渡しのみ)

砂岩の価格はもちろん石種によって変わりますが、高級な大理石と比べると安価に購入できるものも多く、石をなにかに使ってみたいな、とおもっている方にはオススメできる石種です。

オーダーメイドで自分の好みの大きさや加工も可能です。石を購入する際の基本的なことは下記の記事にまとまっていますので、こちらも併せてご覧ください。

まとめ

砂岩は建築石材の中でも特徴をもった石種になります。吸水率が高いので使用シーンが限られてしまう部分がありますが、砂岩にしか出せない質感があり、差別化のできる石種ではないでしょうか。

 

砂岩について気になる方は是非弊社までお問合せください。

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