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注目のオススメ石種

2015. 6. 12

新石種 大理石 マロントラバーチン のご紹介

マロントラバーチン 関ヶ原№0965D

山岳地帯が多いイランでは数多くの大理石の丁場があります。
今回ご紹介するマロントラバーチンは16世紀の都イスファハンの東300kmスルマック近郊で採掘されます。
棚状に開発された岩盤からダイヤモンドワイヤーソーで大割の原石を取り、それをさらに輸出用のサイズに切断していきます。
地表から深さ≒10m程度までがトラバーチン層です。
全体で原石月産≒500㎥程度ありますが、日本向けの品質はその中の10%程度(≒50㎥)です。厳選された原石は一旦工場で保管されそこで検品の上、バンダルアッバス港から日本へ輸出されます。

マロン色のトラバーチンとして安定した色柄の原石が生産されています。建築材として使えるトラバーチンの種類や生産量が減少する中、貴重なベージュ系の石材です。

是非、一度ショールームでご覧下さい。