Column

社長の一石

2017. 7月

今や弊社工場の在庫は500石種に

【朝日新聞デジタル版】にハローストーンプロジェクトでお世話になっている川島蓉子さんが書かれた当社の記事が、7/19に掲載されました。この続きも8/2に掲載され、2回に渡った記事になると思います。

 

http://www.asahi.com/and_w/articles/SDI2017071800061.html

 

その記事の紹介内容の確認をしている中で、弊社工場で現在取り扱っている石種を数えて貰ったら、仕入先は50ヶ国からで石種は500ほどある事が判明しました。

 

今までパンフレットには「在庫原石300種類」と記載してきたので、疑うことなく長年その数字でお客様に伝えてきました。皆さんも同じだと思います。

 

新石種の開発に力を入れてきた結果、在庫石種が増えたのは、当たり前と言えば当たり前なのですが、過去から200石種近く増えたことをしっかり認識せず、取り上げてこなかったことは盲点と言うか、灯台下暗しだったと反省しています。

 

考えてみると、以前は原石中心の輸入だったのが、石工事が小口化したことや挽板の方が原石よりも石の地色や模様を判別し易いことで、今は挽板中心の輸入になっています。高級な石種にいたっては、挽板でしか買っていません。

 

勿論原石も、框とか彫刻的な加工を施すのに必要ですので、従来通り輸入は続けますが、今の挽板重視の買いつけ方針は、変わらないと思います。

 

最近、新しい石種の名前が直ぐに出てこないのは年をとったせいかと思っていましたが、500種類にまで増えていたのだから、若い人でも覚えるのは大変だとホッとしました。が、やはりこの500種類を頭に入れておかないといけませんね。

 

2017年7月