Column

社長の一石

2018. 6月

商品の総合カタログを発刊しました

当社としては、このたび初めて商品カタログを発刊しました。

 

当社の本業である大型ビルの壁や床を仕上げる石は、全てオーダー製品であるためカタログには、石の結晶写真と産地・名称くらいしか載っていなかったので写真の横に全て値段が書いてあるカタログと言うのは、石屋としては新鮮です。

 

掲載商品には、タイルやキッチンカウンターの面台用の天然石もありますが、殆どは「大理石調のタイル」であり、この新カタログの主役になっています。

 

本物の様に表現できるプリント技術の進展には本当に目を見張るものがあります。焼き物のタイルとは言え「石の素材感」が充分表現できているものを基準にして、石屋の目で見て納得のいくものを選びました。サイズも、400㎜角のものから3,000㎜×1,500㎜のメガサイズのものまでいろいろとあります。

 

本来天然素材である石にこだわるのが石屋ですので、今回タイルを扱うことで一層「天然石」の良さや魅力を伝える努力や工夫が私達に必要になったと思います。パターン化されない自然の色や模様、仕上などを駆使して、奥ゆきのある自然素材を表現して伝えていくのが我々のミッションだと思います。

 

さて、既にお客様に新カタログの案内を始めている訳ですが、商品そのものの評判は予想以上に良かったですが、一方、口々にいただいたご要望があります。それは、相談時や発注後の対応を良くして下さい、との事でした。

 

我々はこのタイル分野では後発ですから、やはり、いただいたご要望に対してレスポンス良く対応していくことが、信用獲得につながっていきます。特に「納期」が課題になってくると思いますので、普段オーダー製品で培ってきた営業・在庫・発注・発送等の各部門のコミュニケーションの良さをタイルの分野でも活かしていけば、お客様の期待に応えていけると思います。

2018年 6月