Column

社長の一石

2015. 12月

新しいお客様との出会い

私達の建築石材業は、法人対法人、いわゆるBtoB市場での営業活動が中心です。

いつもお世話になっているお客様の期待に如何に応えるか、が大きな経営課題であります。

「会社と会社」の取引きが中心なので、お客様はある程度固定化していると言えますが、しかし「人と人」と言う切り口で見てみると、個人としてのお客様と初めて出会う機会は皆さんも沢山ありますので、その新しい出会いは大切にしたいです。

ご贔屓のお客様も、最初は初対面から始まったのですから。

 

私自身、全国のいろんな石工事の現場に挨拶に伺いますが、ご贔屓いただいているお客様に久しぶりに会えるのが楽しみですし、そこで初めてお会いした方と名刺交換できることはとても嬉しいです。皆さんも私と同じ様にそういった出会いがあり、ご縁をいただいて一緒にプロジェクトを進めて行くことになる訳ですので、出会いがあることが私達の事業の大事な基盤であり、大きな財産とも言えるでしょう。

 

ネットの時代を反映して当社でもホームページを見ながら問い合わせをいただくケースは、年々増えてきています。そのお客様は本当に様々で取引のある会社でも初めてご縁を得ることができた方もおられますし、全く取引のなかった会社の方も多いですし、一般個人の方も増えました。

 

今年は、本社と東京に加えて大阪にもショールームを開設しました。また三ヶ所それぞれで専任のショールーム対応ができる体制にしたことで来場が増えました。

大きな見本を見て石を実感していただきながらお客様とコミュニケーションが取れる場が増えて本当に良かったと思います。

 

それと今年は「石のある生活」というテーマで全国に公募したフォトコンテストを行ないましたが、予想以上の応募があり、優秀な作品がたくさんあった中から2016年のカレンダーにすることができました。

今まではなかった一般の方との接点ができたことも今年のエポックですね。

 

2016年はまた、どんな新しいお客様との出会いがあるのでしょうか。

2015年以上に、石の良さを実感していただける努力をしていきましょう。

 

良いお年をお迎え下さい。

 

2015年12月