Column

社長の一石

2015. 10月

若手職人育成会社をスタート

来月11月に新会社、関ヶ原ストーンギルド(株)を設立します。

 

石工職人の高齢化や人手不足をどのように解消していくか、これが課題でここ数年社内で議論をしてきました。

 

最初は、外国の職人を活用する案も検討しました。しかし長い目で見ると今の石工職人の技を引き継いでいく後継者が必要であるし、やはりそれには日本の若い世代から1人でも多くその後継者を生み出していくことが、建築石材業界を守り、発展させていくことにつながると考えてその様に動き出すことにしました。

 

建築石材業界として育成学校を設立するのが理想かもしれませんが、業界規模やその準備のことを考えると費用も時間もかかるので、現実的ではないと考えます。

 

新会社の新入社員には、関ヶ原工場などでの研修も行ないますが、OJTを基本にして1つづつ着実に技能を身につけて貰い、石工職人のやりがいと誇りをもった一人前の職人になるまで、根気強く育成していくことを基本姿勢としたいと思います。

 

先生となる職人さんと弟子となる新入社員は、1:1か1:2が基本でフェーストゥフェース、先生も石工事を進めながら弟子を育てていくことになります。

つまり、育成に重点をおいた石工事会社としてスタートすると言う訳です。

エリアとして、まずは東京、大阪、名古屋の3支店において始めます。

 

尚、一般的には「石工職人」と言う職業や言葉そのものの知名度が薄いので新会社の設立に合わせて、大学、高校の新卒の求人活動用のビデオを制作しました。

ユーチューブにアップしましたので、皆さんも是非ご覧下さい。

 

https://youtu.be/xMOpXKUPMCk

 

2015年10月