Column

社長の一石

2015. 6月

危険予知と未然防止、安全活動に加えて

7月から「全国安全週間」が始まります。東京支店では恒例の安全大会が 開催され私も出席しました。今年の弊社の安全スローガン

【慣れた作業に危険が潜む 迫る危険は予告なし 視点を変えて危険予知】

について改めて強調すると同時に、安全に限らず日頃先を読んで行動することの 大切さについて話をさせて貰いました。

 

「危険予知」は安全管理上とても大切な能力であり、リスクを察知したらそれを 回避する対策をとって「未然防止」にまでつなげねばなりません。考えてみるとこれはビジネスの世界は勿論、日頃の生活全般についてもあてはまるので、とても重要な考え方だと思います。

では、未然防止を図る上で何がポイントになるでしょうか?

 

先ずは、いち早くリスクを察知してそれを強く認識する為のアンテナの「感度を上げて」 おくことだと思います。危険だということに気づかない限り、何ともなりませんね。

またその気づきを強くしっかりと認識しないと対策をとるモチベーションが上がりません。

次に、その時点で考えうる対策の中から「ベストなものを選んで行動に移す」。

この2点の様に思います。

 

我々石工事業の喫緊の課題としては、石工職人の「社会保険の加入促進」や「若手職人の 育成」などが挙げられます。どちらも短期的な対応でクリアできる事柄ではないですし、方向性をはっきりさせて、じっくりと取り組んでいかないと実を結ばない課題です。

 

とは言え、考えているばかりでは何も進みませんから、そのための行動を起こして いく時期に来ていると思います。この半年程検討を重ねてきて具体策もようやくまとまってきたので、7月を行動の月にしていきたいと思います。

 

皆さん各々にとって「未然防止」すべき課題は何でしょうか?

仕事だけでなく、家庭のことでも良いので考えてみて下さい。

私は、健康についての未然防止、考えてみたいと思います。

 

2015年6月