Column

社長の一石

2016. 6月

繁閑の差をどう埋めますか

5月は全国の事業部を周りました。

今年は全国的に石工事が少なく、石屋職人や工場作業員にとっても、そして我々にとっても我慢の年になりそうです。

 

あと1年もすれば関東地区は、オリンピック関連需要で職人がかなり不足するはずです。

実際、竣工ベースで、関東地区の受注残が既に今期分より来期分が上回りました。

前倒しをして仕事量の平準化ができると本当に良いのですが、なかなかそうは行きません。

 

この繁閑の差は、今年に限らず建設業の宿命的な課題です、この「閑」の時期こそ、材料の調達、作図、加工、輸送、施工までをスムーズに流していって仕事の質を上げて、出戻りを減らすのに最適な時期だと前向きに考えましょう。

忙しい時にはできない事をやるチャンスだと。

 

小人閑居して不善をなす、ではなく成人閑居しても改善を成す、で行きましょう。

そうです、Sカップ活動(職場改善活動)に最適な年です。

 

2016年6月