Column

社長の一石

2021. 3月

2050年までにカーボン(CO2排出)ゼロ!?

内閣の支持率等が気になる現政権ですが、環境問題について具体的で分かり易い
目標を掲げたことは良かったと思います。30年先の目標は長いとは思いますが、
(つい最近、2030年までの計画も策定する、と言う報道がありました。)
標語やスローガンの様に、曖昧な言葉が多い政治の世界では珍しいですね。

 

SDGsに対して、日本の世論や社会全体の取組みが内向き、と言われるので、
5W1Hで本腰をいれて取り組まないといけない! とは理解していますが
今まで業界や社内で話題にならなかった事もあり、実感の湧き難いテーマです。

 

とは言え、年々悪化していく自然災害の猛威や、知らない間に毎日カード1枚分
の(マイクロ)プラスチックを食べているような環境は、改善せねばなりません。

 

スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさん、スピーチでの彼女のあの怖い顔は、
仁王様が睨みつけるようで、正に世界の政治家や大人に責任を問うています。
彼女は、危機に瀕している「地球自身」の代弁者かもしれません。

 

確かにここ数年、国内の災害で強風で車が飛ばされたり、道路先の木が何十本も
なぎ倒されながら山が崩れていく映像を見るとショッキングですし、そう言った
災害で被る損失も数兆円規模と大型化していますから看過できなくなっています。

 

今後は、身の回りでも同様かそれ以上の災害が起こり得る!ことは想像の範囲に
なってきている現在、CO2削減は待ったなしの重要な問題なのです。

 

そんな状況を考えると、私達も足元の環境について腰を据えて検討を重ねて、
できる所から行動を移していく、そういった姿勢が必要だと思います。

 

先ずは、現状把握!! 当社で年間どのくらいのCO2を発生させているか?
ここからスタートしたいと思います。総務では、省エネ法が規制する分野として
毎年原油に換算したエネルギー使用量を国に報告しています。昨年の原油換算数値は
1,164klと言う事で削減の報告義務はないものの、努力義務があるとされています。

 

この数値ではピンとこないので、もう少し実感のできる形に置き換えていった方が
良いでしょう。また、報告しているのは、本社工場の事業所としての数値ですから、
全事業部を含めてトータルのエネルギー消費=CO2発生量は把握していくべきです。

 

遅きに失する感がありますが、新年度はCO2削減の取り組み元年にしたいと
思います。協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

ポリ袋の有力化でマイバッグを持ったり、SDGsのバッジを胸に付けたりするのは、
意識高揚のため良い事ではありますが、それでCO2削減に充分貢献していると
錯覚したり、罪滅ぼしの免罪符を得た様に感じることは避けたい処です。

 

2021年3月