Column

先輩社員インタビュー

CASE 08
2007年
中国製品購買部 購買課

K.O

常に価格、常に石種提案

これが私の仕事

常に価格、常に石種提案

中国製品購買部、名前そのものです。中国から製品を購入して日本に入れるのが最終目的の仕事です。

その最終目的のため、営業のサポーターとして、石種開発、石種提案、他社情報収集、見本提出、見積、発注、製品管理などを行っています。やり取りの先はすべて中国です。例えば営業から、「この色の御影石、予算は1万円以下の石種を提案してほしい」との問い合わせがあれば、今までの経験を活かして、迅速に適切な石種を提案します。「常に価格、常に石種提案」、営業の最強サポーターを目標として頑張っています。

だからこの仕事が好き!

新石種開発

「まだ国内で使用されていない石種を使用したい」、「世界中から錆石を探してきてほしい」と某ゼネコン設計者から強い要望のある工事がありました。
新石種の開発は、使用したことがない分、データが少なく、その石の特徴なども全くつかんでいないため、リスクがあります。

その一方、新しい石種が採用されたら一気に受注に有利になってきます。
ブラジル、中国、ナミビア、インドなどの国から、数十種類もの石を調査して提案、長い時間をかけて協議され、やっと決定しました。

国内で使用されていない石種の初採用です。その努力の分、喜びを実感しました。そのビルもそろそろ竣工するので、出来上がりを楽しみしています。

関ケ原石材を選んだ理由

故郷との絆に

私の故郷は中国の福建省で、ウーロン茶以外に石材加工基地としても有名です。

私は日本に留学しており、大学を卒業の時期に入って、中国に戻るのか、日本に残るのか、悩んでいました。

そんな時に就職活動で偶然、関ヶ原石材と出会いました。石材業界で最大手、そして故郷の福建省と深い繋がりがあると知り、入社を強く希望しました。
入社1年目は、わからないことがたくさんあり、石に関しては同期と同じスタートラインですが、外国人として、言葉上、社会礼儀上など、同期以上の努力をしないといけません。一生懸命石の知識を勉強しました。その時にいろんな知識を教えてもらった上司と先輩たちに本当に心から感謝しています。
入社一年半で、初めて中国に出張しました。故郷に仕事のために出張、正直不思議な気持ちでした。
これからの人生、故郷に係る仕事をやりながら成長できることは幸せだと思っています。

これまでのキャリア

2007年 関ヶ原トレーディングに入社、海外部海外課に配属され、製品輸入業務を主に担当。
2008年 関ヶ原石材貿易会社に出向、中国からの原材料輸入を担当。
2009年 関ヶ原トレーディング海外部に戻り、再び製品輸入業務を担当。
2011年 関ヶ原石材と統合、貿易部海外課に配属。中国製品の見積、発注、品質と工程管理が主な仕事。
貿易部海外課から中国製品購買部購買課に部署名が変更され、現在にいたる。

先輩からの就職活動アドバイス!

自分が持つ強みは、自分の能力だけではありません。

育った環境から受けている恩恵、繋がりも見直してみると、意外な強みの発見や、よい縁との出会いにつながると思います。