天然石の仕上

古くから建材としてつかわれている天然石材には多くの仕上がありますが
おおまかには ①研磨仕上 ②粗面仕上 ③叩き仕上 ④割肌仕上 に分けられます。
①の研磨仕上はどの石種でも可能ですが、②、③、④ は石種によっては仕上ができない場合があります。

①研磨仕上

ツヤの出し方によって粒度の異なったダイヤモンド砥石を使用し、自動研磨機で表面を研磨します。

本磨き

本磨きの表面

ツヤがあり、石の色や柄が一番表現される仕上です

水磨き

水磨きの表面

本磨きと比べて、ツヤがない仕上です。石の色調は
80%程度表現されます。

荒摺

本磨き、水磨きの前段階の仕上で、石の模様や色調はあまり表現できません。

SSレザー仕上(ミカゲ石)

特別な研磨技術によって、ツヤを出さずに色調が表現
できます。微妙な凸凹で革(レザー)のような触感が
特徴です。

アンティーク仕上(大理石)

アンティーク仕上げの表面

特別な研磨技術によって、やわらかいツヤと滑らかな
凸凹を表現します。長年使用された後のような質感が
特徴です。

②粗面仕上

砥石を使用しない粗い表面の仕上。

ジェットアンドポリッシュ(ミカゲ石)

通常JP仕上といわれており、石の表面に1800℃
の火炎をあて、構成鉱物をはじけさせて凸凹面を
作ります。その後、硬質ナイロンブラシでポリッシュ
します。
サビ系石種の場合、色調がピンクに変化します。
ノンスリップ効果があるので床での使用が多い。

素材感を十分に表現できる割肌風の仕上で、本磨や
JP仕上と同じ石厚で加工が出来、石本来の鮮明な
色が表現できます。
粗面ででありながら一般製品と変わりなく施工が
できます。
関ヶ原オリジナルの仕上です。

ウォータージェット(ミカゲ石)

火炎の代わりに高圧力で水をあて、凸凹面を作ります。JP仕上に比べて、石材の色調が深く表現されます。

ショットブラスト(ミカゲ石、大理石)

1mm程度の鉄球を表面にあて凸凹面に仕上げます。JP仕上よりも凸凹が少なく、柔らかい感じになります。

サンドブラスト(ミカゲ石、大理石)

ショットブラストよりも細かな砂を表面にあてます。主に文字彫りやノンスリップ加工で使われています。

③叩き仕上(基本的にはミカゲ石)

基本的に手作業による仕上で、使用する工具の叩き跡がテクスチャーとなります。一時期国内では職人の不足から
加工が不可能でしたが、最近ではコストの安い中国での加工が可能となり、採用が増えてきています。

ノミ切り

ノミ切りの表面

とがったノミ跡が仕上となります。粗ノミ、中ノミ、
細ノミの段階があります。

ビシャン

ビシャンの表面

ピラミッド状の形をしたノミを使用し、9枚ビシャン
16枚ビシャン25枚ビシャンと枚数が多いほど細か
な仕上りになります。

小叩

小叩の表面

横一文字のノミを使用し、一方方向に叩いて仕上げます。

④割肌(ミカゲ石、一部の大理石)

石を割った面をそのまま仕上として使用します。石種によっては割れない場合もあるので必ず事前に試験加工が
必要です。

割り放し

割った面をそのまま使用します。割れ方はランダムなため取りあう石で目違いが発生します。

コヤスケ払い

割った面の四方をコヤスケでハツリとります。断面は太鼓上の凸面になるので目地が通り目違いが発生しません。

その他

背板

背板の表面

大鋸加工後に発生する原石の一番端の部分です。
従来は廃棄していましたが採掘時の穴跡や割肌のよう
な面が見えて天然の荒々しさが表現できるため、最近
採用が増加しています。

トレンチ仕上

石材の表面に特殊な機械でミゾをつけ、残った部分をはつって割肌面を見せる仕上です。
規則正しいピッチのミゾラインとランダムな割肌の凹凸面で、陰影の強い独特の表情が表現できます。
ミゾのピッチや深さはご要望に応じることができます。
水を流すと清流の滝のような変化のある水流が表現できます。
表面が鋭利になっていますので、人が触れる部分でのご使用には十分な注意が必要です。

トレンチ仕上10

トレンチ巾:10ミリ

トレンチ仕上5

トレンチ巾:5ミリ

トレンチ10拡大

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トレンチ5拡大

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