ベージュ系ミカゲの需要に応える

私たちの石材業界では馴染みの「錆石」。
今や日本中の新しいビルやマンションの玄関に使われている、といっても
過言ではないくらい、かなり人気ランクの高いミカゲ石の名称なのですが、
「錆石」と聞くと一般の方にとっては庭園や石垣のイメージが強く、ビルの壁や床を
想像しにくいので、今日は「ベージュ系ミカゲ石」という名前でコラムを進めていきます。

そのベージュ系ミカゲ石は世界中で採れるのですが、その特徴として、
埋蔵されている部分が採掘されている山の表層部分に偏っていて、
下へ掘り進むと桃色や白色になってくる傾向が見られます。

以前は鮮やかな黄色やベージュだったその石の色が、最近淡くなってきて、
濃色部分がほとんど採れなくなって入手が難しくなっている石種があります。
中国産では「南安錆」とか「ジャロ・ステラート」や「G350」、
ベトナム産の「ビンディン・イエロー」といったミカゲ石はそういった例のひとつです。

日本は「木」の文化であるせいか、ベージュ系の大理石やミカゲ石が好まれます。
淡くなったとはいえ、まだまだベージュ系の需要は、途絶えることがないので、
今あげた代表石種は今も人気を博しています。
そんな中で当社としても、人気が続いている「ベージュ系ミカゲ」について
独自の石種や仕上げを開発して、お客様に提案ができるようにしたいです。

そこで、これから開発提案していきたいのが中国産【ダンガリー・ゴールド】です。
中国の現地名は「天山金麻」。これの濃色部分の産出は多くなさそうですが、
中間色は逆に安定していて、大量に供給が期待できそうな石です。

これに濃色にできる新仕上げも開発中ですので、今後、日本加工では、
より色を濃くした素材感でお客様に提案していきたいと思います。 

            2014年 如月

こののページのTOPに戻る
WEBからのお問合せはコチラ
Copyright © 2011 SEKISTONE Co.,Ltd. All rights reserved. Produced by TAO