「為替変動」に備える

昨年の12月から為替相場の流れが変わり、円安が進みました。当社は原石や挽板、
そして中国製品まで全て輸入していますから、仕入れ価格が軒並み上昇しています。
USドルの社内レートが、昨年11月は80円台だったのが、今日現在97円台ですから、
すでに20%以上仕入れ価格が値上がりしたと言う訳です。

規模の小さな工事でも、受注してから製品を輸入するまでに3ヶ月程はかかりますし、
大型工事だと1年以上前に受注単価(円建てで)が決まる場合がありますから、その間の
為替変動がリスクとなり、規模の大きな工事ほど振れ幅が大きくなります。

先般、元請会社のお客様から、発注時の為替相場を前提にして発注価格を決めて、
その後は請け負った側の判断で、為替予約を入れるかどうか判断してほしいので、
今後は注文書の中にもその旨を盛り込みたい、と言われました。
勿論、円高に振れた場合も同じで、途中の見直しはしないから、との事でした。

大手ゼネコンさんの場合、工期が2~3年はかかる大型工事に輸入資材と言うと、
数十億円(以上)と言う単位で、自社調達分は為替ヘッジはしておられるでしょう。
だから下請けさんも自分の調達資材は、自己責任でやって下さいね、と言われるのも
もっともの様に思いますが、さりとて、為替ヘッジの専門家を置けるほどの大企業は
石工事会社にはないと言うのも現実です。

ただ、ともかく我々も「為替変動に備える姿勢」が、今後は必要です。

ここで、「体制」といわずに「姿勢」と言っている事に注目して下さい。
体制と言うと、どこかの部署でやってくれる様に思ってしまうからです。

2013年 水無月

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